点検・通常国会/1 森友文書改ざん問題 「官僚の責任」押し通す 答弁の影響、首相認めず







 

「正直、どうしてそうなったのか分からない」「それが分かれば苦労せんのですよ」

 6月4日。麻生太郎副総理兼財務相は記者会見で苦い顔を見せた。学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、決裁文書が改ざんされた問題の調査報告書の会見で、改ざん時の理財局長だった佐川宣寿氏が改ざんを主導した理由を問われての答えだった。

 森友問題は、安倍晋三首相が昨年2月に「私や妻が(売却に)関係していたなら、首相も国会議員も辞める」と明言したことで燃え上がり、今年は改ざん問題に発展。佐川氏は昨年の国会で「事案が終了し記録は残っていない」と突っ張り続けたが、並行して昨年2月下旬~4月に改ざん作業を主導した。ただ財務省の調査では首相答弁との因果関係は認定されず、冒頭の麻生氏の発言につながった。

 国会では野党が「答弁の影響の直視」を求める一方、首相は「私が改ざんしたわけではない」との主張に力点を置き、論理は交わらないままだった。

引用:Yahooニュース
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