【クールス】大久保喜市・ストレンジブルーでCOOLSを語る※70年代の原宿とレオン・・・クリエイターのパワーとは!?







 

こんにちは・・・

今回は大久保喜市さんの著書

ストレンジブルーから

70年代原宿の風景について

お届けしたいと思います。

原宿にはレオンという

喫茶があった

そこには種々雑多な人が

あつまり・・・

底知れないパワーがあった。

オレはそんなレオンが

好きだった

■原宿に渦巻く力
そこにあったレオン

「おまちどうさま」。

——奥にあるキッチンから

ウエイターが千切り

キャベツの上にたんまりと

乗ったポーク・ジンジャーと

小皿に盛られたライスを

運んでくる。

「腹減ったー」とオレは

箸を持ち、

大根おろしが入った

ポン酢につけて食べる。

うまい!

肉汁とタレが染みたキャベツも

たまらない。

サラ名物、サラ・ジンジャーだ

赤坂にあるディスコ、

ビブロスで踊り疲れた明け方、

深夜の青山通りを車で飛ばして

青山三丁目を左に曲がると、

24時間営業のダイナー、

O&Oが現れる。

その先でUターンして

反対側の路肩に車を止める。

エンジンを切って車を降り、

セントラル青山の

一階にあるレストラン、

サラに行く。

階段を少し降りて低くなった

エントランスにある

木のドアを開けると、

カランカランと鈴が鳴って

客の到来を告げる。

ウッドフロアの小さな

空間に木製のテーブルが

六席ほど並んでいて、

正面にある暖炉の両端には

二人掛けの小さな席が

奥まって設置されている。

すすで汚れて茶色になった

壁にはアンティーク風な皿が

ズラリと飾られ、

オレンジに灯るやわらかな

照明が店内を照らし、

シャイ・ライツの

『オー・ガール』が

静かに流れている。

店はすいている。

だがこれは嵐の前の静けさで

もうすぐビブロスが

終わってやって来る客で

満員になる。

 

 


引用:copymarket
画像出典:copymarket